モチバキ熱が熱すぎて・・・
困りものです。ぶわっと湧き出て大変な事になりました。
ちょっと吐き出させて下さい。長くなります。すみません。

持田は目標で、その背を追いかけたくて、追いつきたくて、追い越したいのだけど
心のどこかで手の届かない存在であってほしい椿と、完膚無きまでたたきのめしたい持田。
だんだん持田の足の限界がごまかせなくなってきて、会話で無く、プレイを通して察してしまう椿。
あれだけ望んでいたのに、手をのばせば届いてしまいそうで全力でプレイするのをためらってしまい、試合後ぶん殴られる椿。
持田にしてみれば最大の侮辱。
椿にとって持田は目標、その存在があるからこそ頑張れる。だから目標である持田には手の届かない位置に居てほしいと心のどこかで思っていた。
持田は椿をたたきのめしたいのだけれど、壊れるならこいつの前で全てを出し切って壊れたいとか思ってる。
どちらもどうしようもないエゴイストで、サッカー馬鹿。
サッカーの部分以外興味は無いし、いらないと思っていた。
結局持田の望む通り、持田は椿と向かい合いボールを奪い合っている時に最後の瞬間を迎えてしまう。

絶望する椿と、満足する持田。
常に全力で走り続けた持田だからこそ、いざ壊れてしまった時後悔が少ないと思う。
だから持田は、あっさり引退してしまう。

勝手すぎると嘆く椿、ごめんねと謝る持田。
どうしようもない怒りがこみ上げてきて持田に掴みがかってぶん殴ろうとするんだけど
結局手が震えて、悲しみが襲ってきて、そのまま腕は自然に下ろされる。
持田が謝った理由は「自分勝手でごめんね」という罪悪感、でも後悔はしていない。
初めて触れ合ったサッカーと切り離された「持田」を知り、新鮮でどうしようもなく愛しくて、あれだけ怖かったこの人が欲しいと思う椿。
感情が高ぶった勢いで口に出してしまう。
それはサッカーを無くして空っぽになった持田の中で心地よくひびいた。
「ははっ うける。それを椿君が言うんだ。」
とかゲラゲラ笑うんだけれど、最後にちょっと救われたような力無い笑みを浮かべて
「もの好きだよね、こんな(空っぽな)俺がいいんだ。」
とか、ぽそって言うんだ。そんな顔見たらますます愛しさが湧いてきてとっさに抱きしめる椿。
「傍に、居させて下さい」と、すがる椿。
「うん」と静かに答える持田。


想像以上に長くなりました、これ実は妄想の入り口って言ったら引かれないだろうか。
この後同居するモチバキ。はじめて料理する持田さん、失敗する持田さん。
椿と一緒に家事する持田さん。主夫に目覚める持田さん。所帯じみてきた持田さん。
広告に赤マル付ける持田さんとか妄想してました。本番はここからなんですがあんまりにも長過ぎたので強制終了します。またいつか消化したい。


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