夕方にネタは降りけり。
ETUはだれもポッキーゲームしなさそうと思って
スルーする気満々でいたら夕方急に降ってきました。

「大阪ならありちゃう?」

・・・・ありです、やる、あいつらはノリでやる。
窪田もネタ振られるに違いない、そうなったら椿が巻き込まれるに違いない。
いてもたってもいられずすぐに書き始めましたが時刻は既に17時前。
全力で取り組みました。完成はさっきです、間に合ってよかった。
あとハタカタとモチバキはポッキーゲームしそうなイメージ。

▼ハタカタ
おまえら罰ゲーム、そう言って渡されたのは1本のポッキーだった。
「うっわ、ベタベタやん。」
「ないわー、いくら今日が11月11日やからってこれはないわー。」
そう反論しても周りはさっさとやれと囃したてるばかりで誰も止めようとはしない。
まだ、嫌がる畑とは対照的に片山はさっさと終わらそうと口にチョコをついてない方をくわえる。
「え、やる気なんか?」
「俺かてやりたないわい!しゃあないやないか・・!」
怒り顔で叫んでから、片山は挑発するように、にやにや笑う。
「・・・・まあ、腰ぬけはやめといた方が正解やわな。」それを聞いたか同時に畑も菓子をくわえた。
お互いを睨めつけ、挑発し、汚い言葉が飛び交う中チキンレースと読み
ポッキーゲームと書く競技が繰り広げられたのである。

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色気は皆無。
ケンカップルの所為で途中でやめない、色気より勝負。
で意地はってキスになる、最後までやりきります。
後で、久しぶりにキスしたのに。って気づいて、もったいねえなと後悔する。


▼モチバキの場合
急に呼び出されたと思ったら、持田さんがポッキーを差し出してきた。
受け取ろうとするとさっと遠ざけられ俺の腕は無様に空を切る。
「はい、椿君。」
そう言ってくわえられた菓子にかじりつく勇気はない。
が、無視して帰る勇気はもっとなかった。
おそるおそる齧っていく。
持田さんは待つばかりで食べるそぶりは見せない。
目は逸らせず俺を見て、楽しそうに笑う。
反応を楽しんでるに違いない。

やっとあと5センチとなった所で二人の距離は0になった。

ばりばりと持田は噛み砕きながら不機嫌そうな顔で椿を見やる。
「飽きた、椿遅すぎ。」
そういって王様はごくんと菓子を飲みこんだ。





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