深い深いキスをして

※二人とも二十歳越えてて大学生です。(未成年の飲酒は法律で禁止されています。お酒は二十歳から。)

赤司くんは、キスが好きだ。それは中学生のときから変わってない。軽いキスから深いキス、すべてが好きらしい。だからか、キスをすると嬉しそうな表情を浮かべる。ふんわりと微笑むあの姿は、とても魅力的だ。そのせいか、僕もキスがどんどん好きになった。もちろん、赤司くんにするためのキスをだ。今も、現在進行形で赤司くんにキスしている真っ最中だった。

「んっ、ふぁ」

彼の口の隙間から卑猥な声が漏れる度に、とても興奮して体が熱を帯びる。

「赤司く、ん」
「あっ、ん」

もっと赤司くんを貪りたいがために舌を絡ませて深く深くキスをすれば、テツ、ヤァと赤司くんが呼ぶ。なんですか?と顔を見れば、真っ赤な顔をして目をとろんとさせ、口からだらしなく涎を垂らす赤司くんとご対面。ボクとのキスでこんな妖艶な赤司くんが出来たのではなく、先ほどまで飲んでいたお酒のお陰でもあるだろう。

「も、っと…もっと」

はあはあと呼吸を乱しながら肩に顔を埋めて呟く彼に、また体が熱くなるのが分かる。明日も朝から講義がありましたね…、と思いながらも赤司くんの甘えに答えることにした。

(大学は午後からになりますね、)
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