ありがとう、なんて今更

俺からテニスを取ったら何になるんだろう、

医者の衝撃な言葉を聞いてから、幾度もそう思っていたあの時の俺がいる。幼いころからやってきたテニス、俺にとってテニスは息をすることが大事なようにかけがえのないものだったし、当たり前だったんだ。テニス=俺の全てみたいな方程式が出来るように。そんな中で、医者のあの言葉を聞いた瞬間、恐怖にたものが俺を渦巻き…ただひたすら怖かった。涙を流したのも数えきれないほどだ。

でも、そんな俺の目を覚ましてくれたのは真田、お前だったね。ふふ、叩かれたときは凄く痛かったけど。まぁ、真田なりの俺への愛みたいなの?うわ、顔赤いよ。あはは、怒るなって。あ、そうだ。なんか今更なんだけどね言いたいことあるんだ。え、ああ。だから、叩かれたことに関してはもういいってば。そうじゃなくて。

ありがとう、真田。

「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -