だが、しかし暇だな綺礼よ。ん、外に出ろだと?…ふむ、雑種共がうろつく外にか。良いかもしれぬが、我は綺礼、貴様で遊んでやろうと思っているのだがな。ははっ、構っている暇は無いだと?ほざくなよ、綺礼。この我の命令に反するというのか、いや、我が構ってもらうなどと有り得ぬことよ。我が、直々に貴様に構ってやるのだ。光栄に思え、綺礼。…だが、暇すぎるな。貴様をからかって遊ぶにも全く時間が過ぎない。なに?黙っていろ?我に指図するか、綺礼。まあ、よい。綺礼なにか、我が喜ぶことをやってみよ。我を満足させれば黙ってやろう。満足させれればの話だがな。ん、なぜ近寄る?綺礼?んむっ…!

(やっと静かになったな)
五月蝿いお口にキスを

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