ああ、もうそろそろで君の元からいなくならないといけないんだね。長いようで短かったけど、確かに僕は白竜、君の側にいれたこと嬉しく思うよ。白竜はどうだったかな?僕が隣にいて、少しでも嬉しかったかな。…もう、お別れか。早いね、ほんと。ずっと側にいれたら、よかったのにな。まあ、そんな上手くいかないことはわかるけど。白竜と僕は違うからね。物質的にも。君は温かくて、僕は冷たい。ふふ、でも白竜にお別れは言わないよ。君を目の前にしたら消えたくなくなっちゃうし。もがいても、意味がないしね。さて、いつ消えようかな。白竜がこの森に来ないときにしなくちゃ。あ、最後に白竜をたくさん愛さなきゃね。僕の気持ちをいっぱいあげないと。…、なんでだろうね、わかってた筈なのに、涙が溢れ出るんだ。

消えたくないよ、白竜。

いつかまた会う日まで

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