今日は、ユウキくんが僕の家に泊まりに来てる。平然を装ってるけど、内心焦っているのは僕だけしかしらない。

「ダイゴさん」
「あ、上がったんだね」
「はい、お風呂ありがとうございました」
「うん」

そう夕食も終えたので、ユウキくんをお風呂に向かわしたのだった。そして今上がってきたようだ。…うん、べつに上がってくるのはいいんだけど、…ダボダボなズボンはアウトだと思うんだ。それに、頬もほんのり紅く染まってて色っぽいしね。髪の毛だって、濡れてるし!ちょっと、大人の余裕っていうのかな?そんなのが崩れかけてきてるんだよね。どうしようか。押し倒したい、今すぐにでも押し倒してしまいたい。

「…あの、ダイゴさん?」
「へ?あ、なんだい?」
「お風呂入らないんですか?」
「え?あ、は!入るよ!うん、じゃあ入ってくるね!」
「(なんかハイテンションだな、ダイゴさん)はい」

早口でユウキくんに告げ、お風呂に入ることにした。…さて、上がったらどうしようかな。このままだと本当に押し倒し兼ねない。…そんなことしてしまったら、「ダイゴさんのばかあ!大っ嫌い!」とか言われてしまうかもしれない。ううん、それは非常に僕としては避けたい。…あつい、ちょっと入りすぎてたかな。逆上せてしまったみたいだ。上がろう。それにしてもだ、ユウキくんは僕のことを信用しているから泊まっているんだよね?だったら、本当にあんなことをしてしまったら嫌われるのは確実だ。はあ、しょうがない。なんとか、理性を保つことにしよう。それしか、方法はない。

「ユウキくん、あがった…よ」
「あ、ダイゴさん」

え?ちょっと!ユウキくん!?な、なんで!なんで!

「ゆ、ユウキくん」
「あ、ズボン暑かったんで脱ぎました。それに、ダイゴさんのおっきいし、あとワイシャツだけでボクの体すっぽりですし、」

ワイシャツ一枚だけなんだい!?あ、下着はつけてるよね…じゃなくて、ユウキくんの足が!ワイシャツイから見える白くて細い太股!…触りたい、あの太股に。うん、もう理性なんかどうでもいいと思うよ。ね、ユウキくん君もそう思うだろ?さて、始めようか。

「ユウキくん、始めようか」
「へ?っ!だ、ダイゴさん?どっどこ触って!?…ひゃっ!」

長い長い夜の始まりだよ

理性をノックアウト!
(彼シャツって男のロマンだよね、ユウキくん)
(もう絶対にしません…)




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一万打!ありがとうございます!ダイユウです。ダイゴさんは変態だもの。
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