…お、俺は止めるべきなんだろうか。目の前に俺のユニホームを持って顔をそれに押し付けているシュウを見て葛藤する。止めたら、なにか言われないか?いや、待て。あれは、俺のユニホームであってシュウのではない。どうするか権限があるのは、持ち主である俺だ!

「シュウ」

いざ、勇気を振り絞り俺のユニホームに顔を押し付けているシュウに声をかけた。すると、ぐるん!などと効果音が付き添うなくらい勢いよくシュウが振り返った。こわい…。

「白竜!どうしたの?会いたかったよ!白竜のこと探したのにいなかったから、ついユニホーム借りちゃったよ。ほんと良い臭いするね!でも香水はつけてないし、シャンプー?あ、石鹸の臭いかな?まあ、白竜の臭いだったらなんでも好きだけどさ。あ、それでね白竜。ユニホームくれない?ちょっといろいろ使いたいし、くんかくんかも物足りないし。ね?いいでしょ?あ、白竜が望むなら僕のユニホームあげるよ?ふふ、お互いのユニホームを交換するとかいいね。あ、やっぱり靴下もくれない?ズボンも欲しいなあ、…タオルも欲しいな、あ!そうだ!白竜、」

シュウの言葉を最後まで聞かないで、俺は逃げるようにしてこの場を去った。ああ、俺のユニホームさよなら!

くんか、くんか
(愛だよ?愛!)




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一万打ありがとう
無事リクエストのほう消化しました。
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