「白竜」
「なんだ、シュウ」

あ、シュウが白竜に話しかけてんな。なに、話すんだろ。

「聞いてほしいことがあるんだ」
「?ああ」

…なんか、シュウの顔が照れたような、…いやニヤニヤしてるか?いや、顔が綻んでるとでも言っておこう。仮にもキャプテンだし。

「白竜ってさ、なんでそんな可愛いの?僕をどれだけ虜にしたら気が済むのかな?まあ、外見…容姿だけでもノックアウトなのに。さらさらでふわふわな髪の毛、赤くぷっくりした唇、透き通る様な白い肌、長い睫毛、高い鼻、きりっとした目、無駄な筋肉がついてない身体、伸びる細い手足、ああ!まだあるんだけど、これぐらいにするね。中身は究極とか言ってるバカだけどそこが可愛い。単純というかね。うん。あと、優しいしね、白竜は。僕が困ってたとき、助けてくれるし。まあ、僕以外にも手助けするのは少し許せないけど。他には、照れたときが可愛いかな。真っ赤な林檎みたいにな顔見せられたら欲情するし、理性なんかブッ飛んじゃうよ?それにさ、」

あ、アウトおおおおおおおおお!なに、言ってんだシュウ!白竜見てみろ!少し引くのを通り越して、虫けらを見るような目つきになってる!あんな白竜見たことないから!ちょっ、シュウ止めろ!


届け、僕のキモチ!
(でね、他にもあるんだけど、)
(帰りたい…)




‐‐‐‐‐‐
見守ってたのは、カイです。
暴走シュウとかどうでしょう?
シュウは、白竜のストーカー並みにぐらい気持ち悪かったらいいな…。まあ、愛だけどね!
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