ビチャッ

床に多量の血が飛び散る。白竜から出た血。綺麗だ。そして、ぐっという声。もっと鳴いてよ、白竜。ゾクゾクしちゃうよ。

「…っ、シュ…う」

つらそうにこっちを見つめてくる白竜。可愛いな、なんで君はそんなに痛みに歪んだ顔が良いんだろうね。そう思いながら、再び白竜の腹を蹴る。何度も、何度もテンポ良く。

「ゴファ、…ゲホォ!う゛ぉえ」

ああ、良い声だ。ん?あ、白竜の両手を縛っている縄が緩くなってる。直さなきゃね、と思い白竜の手首に触ると凄い勢いで振り払われた。…、ああムカつく。白竜は、僕の玩具なんだから勝手に動いちゃだめだし、…まあ鳴くのはいいや。わかってないみたいだし、きちんと体にいい効かせないとね。お仕置きだよ、

そして先程より重い蹴りを入れる。

ぐうぇっ…
おぇ…
げほっ!
ううっ…
う゛ぉえ…

綺麗な鳴き声だよ、白竜。
でも、蹴るのはもう飽きちゃった。どうしようかな…ああ、手足を折るのはどうだろ?それか、殴ってもいいな。白竜の血は綺麗だからもっと見てみたいな…。

あれ、聞いてる?
しょうがないな…もう。

はあ、と溜め息を吐き、白竜の瞼に唇を寄せた。

歪んだ愛のカタチ
(愛してるんだよ、白竜)




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ぺちゃさまリク
ありがとうございました
ちゃんと、ヤンデレなのか不明ですが…。ヤンばっかりだったので、無理やり最後にキスを瞼に…。うわわああ、ごめんなさい!
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