今日は、ホワイトデーっていう日らしい。また、数学の日ともいうらしくて、円周率の3.14にちなんだらしい。まあ、どうでもいいんだけどね。僕の中では数学の日より大事なのはホワイトデー。なぜなら、白竜にお返しをあげないといけないし。(カイに言われたから焦ってるわけではない。断じて違う。)にしても、当日にどうしようかな。白竜ってなにが好きなんだろ。…会話してても、剣城、剣城…、究極、究極…。間ともな会話したことないな。はあ、まったく世話がかかるな白竜は。僕にここまで悩ませるなんてね。可愛いからいいけど。

「シュウ」
「え?あ、白竜」
「明日の練習のことだが」

本人登場しちゃった。んー、白竜は今日がホワイトデーだって知ってるのかな?いっそ本人に何がいいか聞いてみようか。

「シュウ聞いているのか?」
「あ、ごめんね」
「…まあ、いいが体調でも悪いのか?」
「いや、そんなことはないよ、心配してくれてありがとう白竜」

いや、チームメイトを心配するのは当たり前だ、と言う白竜の白い肌が赤く染まっていくのを見る。綺麗だな、肌。ほんと、睫毛とかも長いし、髪の毛もサラサラ。あ、唇柔らかそう…。触りたいな、柔らかいんだろうね。

「白竜」
「なんだ」
「バレンタインデーのお返し」
「ん?」

きょとん、とする白竜のユニフォームを引っ張り、白竜の唇に僕の唇をゆっくり重ねた。

あ、柔らかい
(あれ、白竜?…気絶してる)




‐‐‐‐‐‐
シュウ白、好きだああ!シュウにお返しもらいたい。

ホワイトデー企画初めました!
今回は、当日や当日まではごちゃ混ぜです。適当に思いつきで書きます。
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