み、南沢さんの顔が近いっ!助けてくれ、霧野!

「神童、考え事か?」
「へっ?あ、いやっ、」
「ふーん、俺といるのにな」

妖艶な笑みを浮かべる南沢さん。そんなんだから、エロ沢とか言われるんですよ。それにしても、近すぎる。いや、別にやましいことを考えてるとかそんなのではなくて。…って、誰にオレ言ってるんだ。はあ。それに、今から部活…。

「神童」
「、はい」

部活終わったらいいことしねぇ?と、耳元で色っぽい声でそう囁かれた。ぞくぞくする。狙っているのか、そうでないのかわからない。オレの理性がもつかもわからない。

「いいですけど」
「決まりな、じゃあ練習行くか」

断ることもオレには出来ないから、結局イエス。南沢さんの誘いに乗らないとあとで面倒だしな。でも、また生殺しだったらいやだな。はあ、練習行くか。

あなたに敵いません
(今もこれからも)




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GOで一番初めて好きになったカップリング。拓南。
だが、神童の口調が迷子。
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