デンジさんに!デンジさんにキスされた!うう、どうしよう。

「…わるい、コウキ」
「…!いえ、」

や、柔らかったなデンジさんの唇。って、なに考えてるんだろ僕。キスって、お母さんに頬っぺたにされたぐらいしか記憶にない。あれ?じゃあ、まさかファーストキスがデンジさん!?…っ!

「コウキ?顔紅いぞ」
「へっ?いや、大丈夫です!!」
「そうか?」

うわわっ!もう、恥ずかしくて顔見れないよ。うう。

「なあ、」
「はっ、はい!」

返事をして、デンジさんを見上げて見ると、にやにやしたデンジさんの顔が目の前にあった。

「コウキ、可愛いな」
「っ!」

デンジさんが、そう言った後に、“からかわないでください!”と言おうと思ったのに、その前に唇で塞がれた。

「んっ!…で、デンジさっ!んんっ…、」

ファーストキスはだあれ?
(ニートのイケメン王子でした)




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短編って、どれくらいのこというんだろ?
これじゃあ、短いのかな…。
デンコウいいよ!
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