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肆枚目




2ゲーム目

「ストライクゥーッ!」
「修兵あんたもうちょっと手加減しなさいよ!」
「乱菊さん、勝負事には何事も真面目で手加減無しでやるべきッスよ」
「そうよ。それに!市丸隊長だって初ボウリングっていうのを背負って戦ってるんです…。頑張りましょう!!」
「背負ってるんか…そんなつもりは無かったんやけど…」

2ゲーム目は、檜佐木くんが一番ええ点取って、2番目に乱菊、3番目にボクで…4番目が虎徹第三席サン。



最後、3ゲーム目。
ここで奇跡が起きたんや…ボクに。

「市丸隊長が…」
「今のところストライクか、スペアしか出してない…」
「これは、まずいですよ…ッ」

ボクもやればできるんやでっちゅうことを見せたった。…っていうのは少し冗談で、ただ手首の向きとか考えてやっただけなんやけどな。あとは勢い任せ。そしたらうまいこと良い点取れただけ、ってな。

「負けてられないッスね、俺達も」
「そうね…ッ」

檜佐木くんはそのあと1ピン残したり、乱菊は溝行ったり…虎徹第三席サンは全部倒したり残ったりまちまち。やるとき、やるんがボクや。
まぁ、この通り…3ゲーム目はボクが一番ええ点取りまくって何とか逆転勝利。最初はどうあれ、人を笑いモンにしてたらえらいことンなんでー、って話やな。


終わる前に表彰式があったな。
それぞれチームでと…個人賞、やったか。
チームでは阿散井くん、虎徹副隊長、藍染隊長、射場副隊長の4人。個人では意外にも卯ノ花隊長が1番やったわ。


現世での娯楽いうんもたまには、楽しいな。





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2015/04/12 21:25
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