▼ 弐枚目
昨日は一昨日より天気は良かった。
風はまぁまぁあったものの、いつも通りってな感じでな。ええ散歩日和やった。
っちゅうことで、任務とっとと終わらせてはよ帰ってきてや、歩いてちょろちょろしとってん。んならくしゃみ止まらん鼻むず痒い、こらたまらん思て現世で使われとるマスクを使った。マシやろうと思てたら、そしたらすれ違う周りの皆は絶対振り返って二度見してきよる。何やねん思て執務室に帰ったときに日番谷くんがたまたまおったから聞いてみてん。
ほんなら、何て言うた思う?
「そもそも大きさが合わないと思ったこと無いのか…まぁいいが。それ、所謂“小学生が着けるための布マスク”なんじゃねぇの?」
て、言うてきたから外して見てん。
刺繍つきの方がええか思て買ったもんやから気づかんかったけど…、たしかに小学生用っぽいわ。口しか防げんしな。振り返るのも納得やわ。まぁ、意味があらんこともわかったことやし、ボクはそっとそれを日番谷くんにプレゼントしたったわ。無理矢理なんとちゃうよ?ちゃあんと、そっ…とな。
で、今日はというと、昨日より天気は悪いらしい。
おかげでアレや、乱菊に怒られてもた。
「昨日隊長に変なもの送り付けて逃げたでしょ!」ってな。ええやん、ぴったりや思たんやから。なんやった?
特撮ヒーロー、何とかジャーいうやつ。
好きそうに思えたんやけどなぁ…。
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2015/03/02 16:00 prev /
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