過去拍手のお礼文にしていたもの


クロコダイル
「社長暑いー」
「…」
「ねーあーつーいー」
「…」
「暑いー暑いーあーつーいー!」
「チッ…うるせぇ!」
「だって、暑いのに社長がシカトするのがいけないんですぅー」
「そんなに暑かったら脱げばいいだろーが」
「え…!?や、やだ…社長のエッチ!」
「……そうか、そんなに干からびたいのかてめえは」
「え?やだやだ冗談ですよう!本気にしないでよね社長!」
「待ちやがれ!逃げんじゃねぇ!」
「逃げますよう!干からびたくないですもん!」


BSR 明智光秀
「暑いですねえ…」
「!」
「何ですか?その顔は」
「いやあー、光秀様も暑さ感じるんだなあーと思って…」
「あなたは相変わらず失礼ですね。私だって人並みに暑さくらい感じますよ」
「それはよかった」
「そういうあなたはあまり暑そうには見えませんが?」
「ああ、私暑さに強いんでこのくらいなら平気なんです」
「それは羨ましいですねえ…私は暑くて敵わないというのに。ああ、いいことを思いつきました」
「何ですか?その顔は嫌な予感しかしないんですけど私…」
「ククク…涼しくするために怖い話でもしましょうか…ねえ?」
「ほらあ!嫌ですよ!私怖い話嫌いですもん!」
「だからするんじゃないですか…嫌がるあなたの顔を見るだけで私は愉しいですよ」
「私は愉しくなああああい!」


高杉晋助
「高杉…」
「何だ?」
「何でこんな暑いのにこんな人ごみ歩いてんの?だから、言ったじゃんクーラー効いた部屋でアイス食べながら花火中継見てた方が絶対勝ち組だって…絶対快適だったって」
「あァ?馬鹿かてめえは」
「馬鹿はあんたでしょ」
「てめえだろ。てめえは何も分かっちゃいねー」
「はぁ?」
「いいか?暑かろうが人が多かろうが、祭りに来ることに意味があんだよ」
「はいはい、分かった分かった」
「チッ…分かってねえだろ」
「分かったってばー……あ、花火」
「お」
「きれー」
「ああ」
「………ま、そんなに悪くもないか」
「あ?何か言ったか?」
「べっつにー」


クロコダイル
「クロコダイルさん!」
「うるせェ…」
「酷い!名前呼んだだけなのに、うるさいだなんて!」
「お前はいちいち声がバカでけぇんだ…耳に障る」
「ええーごめんなさいー。でも、仕方ないんです!これが地声なんで許してね!」
「……」
「ひゃ、シカト!」
「で、何か用か?」
「ああ!そーですよ!大事な用事です!」
「何だ?」
「私達は今、冬島に来ています!」
「ああ」
「冬島なだけに、寒いです!すごく寒いです!夏島出身の私には堪えがたい寒さです!」
「大分着こんでんじゃねぇか…お前」
「それでも寒いのです!」
「威張ってんじゃねぇよ」
「だから!クロコダイルさんのその!モフモフしたコートの中に私を入れて下さいいいい!!」
「断る」
「酷い!」


BSR 明智光秀
「光秀様離れてください」
「嫌です」
「はーなーれーろー」
「嫌です。絶対に離れません」
「私がそれが嫌です」
「私も嫌です」
「あーもう!今朝から何なんですか!?ずっと私に引っついたままじゃないですか!?」
「いいじゃないですか」
「よくないですよ!私身動きとれないじゃないですか!?何も出来ません!」
「今日は何もしなくていいです」
「何ふざけたこと言ってんですか!?」
「ふざけてなどいませんよ。私は真面目です」
「あーはいはい、分かったから離れて下さいねー」
「嫌ですと言っているでしょう?あなたの温かさが丁度いいんです。絶対に離れません」
「!?」
「おや?顔が赤いですよ」


ヒソカ
「ヒソカー」
「何だい?」
「寒いんだけど…何でこんな寒いとこに来たの?何で私達はこんな寒いところを歩いているの?」
「んー、何でだろうねェ…?」
「えー分からないのに歩いているの…?私帰る」
「ダーメ◆」
「やーだー、帰って温かい部屋でアイス食べる」
「何でアイス…?」
「温かい部屋でアイスを食べるこの矛盾が好きだから」
「やっぱりキミは変わってるよねェ…」
「ヒソカにだけはその台詞言われたくないわー」
「酷いな◆」
「いやいやいや、みんなそー言うと思うよ。じゃ、帰るわ、ばーい…」
「ダメだよ、帰さない◆」
「!! ちょ、ちょっとヒソカ!?放してよー!」
「嫌だ。寒いならこうしてた方が温かいだろ◆」


クロコダイル

「春ですねー暖かいですねー」
「春島だからな」
「そう春島です!クロコダイルさん!」
「あァ?」
「そのモフモフなコート脱ぎませんか?暑くないですか?春島ですよ?いらないじゃないですか?」
「うるせぇよ…てめえに関係ねェ」
「そんなことないですよ。視覚的に暑そうで私が落ち着きません!」
「意味が分からねぇ…うるせぇから少し黙ってろ」
「嫌です嫌ですいーやーでーす!」
「おい、ひっつくんじねぇ…!ガキかてめえは!」
「クロコダイルさんから見たらガキですね!」
「いつもはガキ扱いすんじゃねえって言ってるくせに、都合のいい時だけガキになってんじゃねぇよ」
「だって、クロコダイルさんがガキって言ったんじゃないですか!私は素直なだけですー」
「はあ…」
「あ、今めんどくさいって思いましたね!会話を放棄することを私は認めませんよ…!」
「うぜェ…」


イルミ

「ねえ、君も花見したいとか思うの?」
「え?そりゃ思うよ」
「ふうん。花を見て奇麗だと思う?」
「思うよ」
「へえ、意外だね」
「失礼な!私だって女の子なんですー」
「え…そうだっけ?」
「ちょ!!イルミさん!今日は一段と失礼じゃないですか!?」
「ごめんごめん、冗談だよ」
「イルミが言うと冗談に聞こえないんだけど…」
「まあ、あんまり冗談は言わないからね」
「そんなイルミが冗談を言うなんて珍しいね。何かあったの?」
「別に何もないよ」
「そう?」
「あ、そうだ。これを君にあげるよ」
「え?花?」
「いらないなら捨てるけど」
「いる!ありがとう」
「どういたしまして」
「あれ?もしかして、イルミ緊張してた?」
「……」


BSR 明智光秀

「光秀様、桜が奇麗ですね」
「そうですか?」
「ああ、すみません…光秀様に同意を求めた私が馬鹿でした」
「失礼ですね。最後まで人の話を聞きなさい」
「はい」
「桜より…あなたの方が奇麗ですよ」
「ぶっ!?な、何を言うのかと思えば…!そんな冗談を」
「冗談ではないですよ。私がいつ冗談を言ったんです?」
「いつ…というか、光秀様はもう存在自体が冗談のようですよね…」
「あなたは本当に失礼ですね…」
「そんなことないですよ」
「はああ…何故私はこれに惚れたのでしょうか…」
「これって…光秀様こそ失礼じゃないですか。また冗談を…」
「ですから、何度言ったら分かるのです?冗談では、ありません」
「な、何を…」
「桜より奇麗なあなたが好きですよ」
「!?」
「来年も、こうやって一緒に桜を見てくれますか?」
「は、はい…!」




×
第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
- ナノ -