多分こうなる


 
ガシッ
 
「留先輩、好きです!俺とお付き合いしてください」
「は、はあ…いいけど…?」
(どこに付き合うんだ?)
 
 
「ああっ!私の留三郎が!!」
「キーッ!手なんか握っちゃって!」
「俺の勘ちゃん……って、先輩方!?」
「竹谷ァ?俺のって何だ、俺のって?」
「いつから勘ちゃんがお前のになったゴルァ」
「竹谷は食満先輩もヤるくせにねー」
「ヒッ…!三郎に兵助…!ら、雷蔵まで…!?」
「何…?それは聞き捨てならんな、竹谷八左衛門」
「いやっ…立花先輩、これは…」
「みんな何してんのー?あ!留ちゃんがいる!!」
「…小平太、静かに……」
「(…中在家先輩、何か真剣だ…)」
「オイ、みんな草陰で何見てんだ?」
「Mon次郎…チッ、来おったか」
「ああ?テメェ仙蔵バッチリ聞こえてんぞコラ、っていうか俺はMじゃねえ!」
「いーやーだー!!留さんは僕のものおぉー!!」
「なっ!?泣くな伊作!一体どうした…んん?あれは…留三郎…と、五年の尾浜か…?」
「行く末を観察してたんですよ」
「は?何を?」
「あーもうダメ!!留ちゃん犯したい!!」
「ちょ、先輩!もうちょっと言葉を改めてくださいよ!」
「とりあえず、受け×受け同士でヤるとどちらが上なんでしょうね…」
「雷蔵!?」
「それは…」
 
「「「 気になるな… 」」」
 
「まあ、せっかくなんで尾行してみます?」
「そうだな」
「…何かおかしい気がする…」
 
 
 
「えーっと、尾浜?どこに行くんだ?」
「えっ!?(先輩…告白の意味分かってないんじゃ…!?)」
 
 
自分の中の受け×受けで考えてみた


100814



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