頑張れ私


 
「留さん、留さん」
「ん…伊作、どうした?眠れないのか?お前、今日は医務室で過ごすんじゃ…「ギュッ、て」
「…え?」
「ギュッて、していい?」
「…?…いいけど、お前本当にどうしたんだ?なにか様子が…」
 
(あ、)
 
「…伊作?」
「……」
「…鉢、屋?」
「……はい」
「…何で伊作に変装してんだ?」
「だって、」
 
「こうでもしないと、留先輩に近づく勇気、なかったんですもん」
 
「…お前にも甘えたいってことがあるんだな」
「え?いや、違っ…」
「俺は全然構わないからな、うちの後輩だってよく甘えてくるし」
「そ、ういう意味じゃ、ないんですけど…」
「はい、ギューッ」
「……」
 
 
(ああもう、何でそうなっちゃうかなあ)
(満面の笑みで言われたら、もう何も言い返せないじゃないか)
 
 
「…何で、私だって分かったんですか?」
「ん?ああ…伊作だと薬臭いからな、すぐわかるんだ」
「なるほど、匂いが……え?それって「はいそこまでー!!鉢屋三郎、今すぐ自室へ戻りなさーい!」
「伊作?」
「ぜ、善法寺せんぱ「さあ戻れ早く戻れ!そして今後一切私の変装をしないでいただきたい!」
「ちょっ…そんな「じゃあ鉢屋、伊作も来たからまた後でな」
「え…ええええー!?」
 
 
勝手に伊作乱入
鉢→食←伊を争って鉢vs伊
留さんが天然でアホ
伊作は一方的に抱き着きまくる


100810



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