タツバキ←ETU



「つばきー」
「あ、ガミさん」
「愛してるよー(叫」
「ぶっ!な、何スかいきなり…!」
「椿、今日はエイプリルフールだからな。ああいうのは受け流せばいいんだよ」
「うあ、た、丹さん」
「な、椿」
「重いっス、丹さん、?」
「結婚してくれ」
「はい?」
「好きだ」
「あ、丹さんまで嘘ですねっ。もう、冗談すぎてバレバレですよ」
「ああ、ふはっ…そう、だな、」
「もっとつくならリアルな嘘つかないと、俺でもバレちゃいますからねっ」
「わーかったよ、椿くん」



「椿、」
「は、あっ、ザキさん」
「ここにサインしてくれ」
「は…、こ、婚姻届、!?」
「ずっと好きだったんだ、お前のことが」
「いや、え、…あっ。そっか、ザキさんまで俺をからかって、」
「は?いや、嘘じゃない。本気だ」
「ダメっスよ、今日がエイプリルフールだってもう分かってんスから、俺っ」
「エイプリル…あーっ、そうか、そうなるのか、バカかお前はっ」
「バ、バカって、そんな」
「チッ、日を改めるか。見てろよ椿、お前を必ず俺のモンにしてやる!」
「ふは、真剣に嘘つくなあ、ザキさん」



「で、なんかみんな同じようなことばっか言って…何でだろ、?でも丹さんの言った通り、全部受け流せましたよっ」
「無邪気な笑顔で言っちゃうとこがこわいよ、椿くん」
「監督?何か言いました?」
「いやあ、何でも。他には何言われたんだっけ?」
「あ、えっと、ドリさんから養子にならないかって言われたり、コシさんから映画誘われたり、王子からキスされそうになったり…あと世良さんや宮野から告白されたり、っスかね」
「よし、ジーノはあとで説教する」
「みんな今日がエイプリルフールだからって、俺ばっかりからかわなくても…」
「全くお前は、純粋すぎて困るよ」
「え…?あ、ちょっ、」
「椿、俺そのこと聞いてすっげえ妬いちゃったんだけど」
「か、かんとく?んっ、」
「エイプリルフール、って冗談が許される日だよなあ?」
「ふぁ、な、なに…」
「子供が出来るまで、俺の愛を注いであげようか、椿」
「や、も、もう、日付変わっ…!」
「ふ、冗談じゃねえもん、」
「へ、ぇ!?あ、やぁっ、かんとくっ、」
「椿は俺のもんだって、なあ、体に叩き込まないと、鈍感な椿くんには」
「あ、激しっ、ぃっ、んゃ、やっ、」
「今日はお仕置きだよ、ったく」



フライングえろすいません
みんなは今日のことすっかり忘れてて
たまたま被っちゃっただけ



 


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