石神と椿



▼シャワー室にて

「あれ?ガミさん、そのパンツ」
「ん?ああ、これ?」
「俺もそんな柄持ってますよ」
「はは、だって椿のだもん」
「え?」
「ん?」
「…え?」



▼ロッカーにて

「やっぱちっちぇーなあ」
「どうしたんスか、ガミさん」
「いやな、このシャツきつくてさあ」
「小さいサイズ買ったんすか?」
「いや、椿のを」
「はい?」
「お?」
「今、何て?」
「だからこれ椿のを」
「何で着てんスか」



▼反省会

「勝手に俺のもの着ないでください」
「着ちゃダメなの?」
「ダメ、ってわけじゃないスけど」
「じゃあいいじゃん」
「よくないです」
「俺服少ないんだよ」
「買ってください」
「お金が」
「嘘つかないでください」
「椿の匂いが好きなの」
「え、は?」
「じゃあ勝手に着ないからさ」
「わっ、ガ、ガミさん」
「そのかわりギュッってさせてよね」
「うう…っ」
「な?いい条件だろ?」
「ふ、二人の時なら…いい、ですよ」
「ふは、椿顔チョー真っ赤」



反省会になってない
ガミバキクオリティ



 


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