石神と丹波



「俺さ…実はずっと気になってたんだけどよ」
「なによ、丹さん」
「17巻の最初でお前と椿の会話シーンあるじゃん、SBの件で」
「おおーっといきなりネタバレだ!」
「あ?いいんだよそーゆうのは、だいたいGKファンは漫画見てるだろ?」
「見てない人がいたらどうすんの」
「そん時は、管理人を恨め」
「ええー…それってアリなん?」
「俺らににどうこう出来る問題じゃない」
「あ、そう…」



「で?話戻すけど、俺と椿の会話シーンがどしたの」
「ああ、そこな…うん、お前さ、」
「ん?」
「椿の肩に手ぇおいただろ」
「え、あ、はい」
「何で敬語になる」
「なんとなく」
「手、おいたんだな?」
「まあ、それが何か」
「俺は見てねえけど、堺が言ってたんだよ…『アイツ、椿の肩に手ぇおく時間長ぇだろ(怒)』って…」
「…はあ」
「だからさあ石神くん」
「は?」
「2ページあとの最後のコマまでずっと手ぇおいてたらしいじゃねえかよ、お前っ」
「い、痛い痛い痛い!丹さん!」
「他にもキヨとかスギとかに聞いたんだからな、腰に手回そうとしてたとか」
「そんな目ざといとこ見ないでくださいよ」
「ばっかお前、椿を一人占めしたら監督に言い付けるからな!」
「そっ、それはないでしょ丹さん!そんなことしたら俺ベンチすら入れないかもじゃん!」
「そんなん知ーらね!とにかくお前はもう椿に触んな!」
「ええええ!?」



「ていうか俺も見てたし?」
「え?何か言いましたか、監督」
「んーん、べっつにー」



どうなる石神のベンチ入り




 


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