音叉

球体の上で畏まる日々

星の丸さなど見えなくなって
足元で砂の放つ閃光だけに囚われて

【中心】のひしめき合う微かな隙間に空気を探し
「セカイハセマイ」とあの歌を独唱する

私と貴方と隣人と


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