変態マネージャー

 「え?クリスマス・・・部活あるの?なんで?」
赤「当たり前だろう。クリスマスだからって部活動はある。」
 「えぇぇぇぇえ?!やだやだ!!だってケーキは私を待ってくれないよ!冷蔵庫の中で腐っちゃうじゃないか!」
赤「別に合宿に行くわけじゃないんだ。家に帰って食えばいいだろう」
 「やだよ!!クリスマスまでバスケとかどんだけ非リアなの私達?!」
赤「安心しろ。他の運動部もクリスマスだろうと関係なく部活してるから」
黄「それに俺も女の子からクリスマス誘われてたんスけど“部活”っていう言い訳できて良かったッスよ?」
赤「クリスマスだからって浮かれてたら仕事できないぞ」
 「む、紫原君は?!クリスマスに部活あってもいいの?!」
紫「え?うーん・・・・俺は赤ちんがそう言うならそれでいいかなあ」
桃「いいじゃないクリスマスに部活があっても!!テツ君もいるし!!」
黒「僕もクリスマスは皆といれるほうが嬉しいです」
緑「それにクリスマスなど夜だけあれば十分なのだよ。中学生になってまでクリスマスではしゃぐなんて馬鹿みたいなのだよ」
 「み、緑間君ヒドい!!クリスマスはいくつになっても楽しみなもんでしょ?!
  そんなこと言ってる緑間君の家にはサンタさんは来てくれないよ!!」

全「「「「え」」」」

青「は?サンタさん・・・?」
 「え?青峰君の家には来たことないの?サンタさん」



(ヒソヒソ)(ヒソヒソ)
青「おい、どうなってんだよ緑間。あいつ中学生だろ。なんでサンタなんて信じてるんだよ」
緑「忘れていたが・・・名前はまだサンタがいると信じているのだよ」
桃「さすが名前ちゃんの家・・・!!サンタ制度を今だに使っているなんて・・・」
青「俺、小学生のときにはサンタの正体バラされたぞ。酔った親父から」
黒「最悪ですね」
赤「ここは現実を教えるべきか否や・・・」
黒「赤司君、教えたところで信じるでしょうか?あの名前さんですよ」
紫「俺もサンタがいないって知ったのつい最近だよお?」
全「「「「え」」」」


 「皆なに話してるの?」
青「な、なんでもねえよ」
赤「とにかくクリスマスも部活に来い」
 「・・・うぃ(了解)」


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