変態マネージャー

 「お願いします。真太郎様!!一生のお願いなのだよ!!」
緑「・・・嫌なのだよ」
 「お願いお願いお願いお願い...」
緑「・・・嫌なのだよ」

少し肌寒くなってきた11月の朝。
いつも通りの体育館練習のときに緑間真太郎の前で盛大に土下座するアイツを見て
不思議に思わない奴は誰1人としていないだろう。

青「あいつら何やってんだ?」
黒「名前さん数学教えてもらいたいみたいですよ」
青「赤司でもいいんじゃね?」
黒「そこはやっぱり幼馴染の緑間君のほうが教えてもらいやすいんじゃないでしょうか?」
黄「なんであんなに嫌がってるんですかね?緑間っち勉強教えるの上手いのに」
紫「照れてるんじゃないの?頼られるのって若干嬉しいじゃん」
青「そういえばもうすぐ期末だもんなあ」
黄「あ、そッスね!」
紫「また赤点取ったら赤ちんに・・・」
黄「地獄の補習ッスよ・・・・・・」
全「「「「「(ゴクッ)」」」」」


緑「・・・・・・分かった。その代り少しだけだぞ?」
 「キャー!!緑間君大好き!!ありがとう!!愛してる!!」
緑「名前うるさいのだよ」


黒「あ、交渉成立したみたいですね」
桃「ミドリンなんだかんだで優しいわよね」
青「まあ俺はバスケが出来ればテストとかどうでもいいわ」
黒「青峰君。赤司君がそれを許すと思いますか?黄瀬君も同様に」
黄「「え?!俺ッスか?!」」
黒「バスケ>>>勉強が今の二人の現状です。それを見て赤司君が更にバスケをプレイさせてくれると思いますか?」
黄「うっ・・・確かに・・・」
青「俺らもそろそろやらねえとマズいんじゃね?」
黄「「み、緑間っち助けてくださいッス!!!
青「緑間、勉強全体的に教えろ」
緑「なんか面倒なのが増えたのだよ!!!


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