変態マネージャー



紫「え?初詣?うーん・・・いいよ別に。暇だし」
 「ほほほ本当に?!緑間君!紫原君も行けるって!!これで全員!!」
緑「そうか、良かったな」


次の日の朝。さっそく名前は名前の大好きなレギュラー全員を誘っていた。
実は夏休みにも夏祭りがあると分かった次の日、俺をはじめとするレギュラー全員を誘い
金魚すくいで一番金魚をすくえなかった奴が綿菓子をおごる・・・というルールを自分で作り
名前が最下位になり全員に綿菓子を奢っていたことがあったのだ。
しかしどんだけ暇なんだ。うちのバスケ部は。


紫「甘酒とか飲めるんでしょ?屋台があったら」
 「チョコバナナとかもあるかもしれないよ!屋台があったら」
紫「赤ちんは?行くの?」
赤「ああ。俺も初詣には行く予定だったからな。どうせなら皆で行ったほうが楽しいだろ?」
青「おい名前。なんでこんな人数増えてるんだよ」
 「いいじゃん別に。絶対に皆で行ったほうが楽しいって」
青「じゃなくてよ・・・紫原や黄瀬がいたら目立つだろうが!!どんだけ派手なメンツ連れてきてるんだよ?!」
 「んもう、うるさいよガングロ」
青「誰がガングロだッ?!!」
黒「僕まで誘っていただいて大丈夫だったんですか?」
 「当たり前じゃん!黒子君の匂いなしで初詣は始まらないよ」
黒「ちょっと何言ってるか分からないですけど皆と行けるなら本望です」
青「急にいなくなったりするなよな?お前はすぐにいなくなるから」
黄「大丈夫ッスよ!黒子っちは俺に任せてくださいッス!」
黒「黄瀬君うるさいです」
黄「ヒ、ヒドいッス!!黒子っち!!」
桃「テツ君も初詣は紋付(もんつき)着てくるの?」
黒「そうですね・・・皆が着てくるんだったら僕も」
 「く、黒子君の紋付だと?!それはもちろん袴を着て来るんだよね?!」
黒「袴は無いと思います」
 「じゃあノーパン?!」赤「名前、ハウス


こうして1/1の予定は名前によってちゃっかり決められてしまった。



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