変態マネージャー

黄「黒子っち心配したッスよお!」
青「フラッと消えんじゃねえよ!こっちが大変なんだぜ?」
黒「すみませんでした。」(ボソッ)
 「まあまあ見つかったんだし無事だったみたいで良かったよ!ねえ桃井ちゃん?」
桃「うん!テツ君が無事で何よりだよ♪」
紫「それよりお腹空いちゃったよお赤ちん」
緑「はあ・・・黒子も戻ってきたみたいだし俺はもう帰るぞ」
 「え?緑間君帰るの?じゃあ一緒に帰ろう?ね?」
緑「またお前は・・・」
黒「いいじゃないですか。家近いんでしょう?」
黄「俺もこれ以上いると迷惑かけちゃいそうなんで緑間っち達と帰るッス」
赤「皆帰るのか・・・?」
黄「え?だってこれ以上いたら迷惑かけちゃわないッスか?」

(ヒソヒソ)(ヒソヒソ)
 「ねえ、アレって寂しがってるよね?寂しがってるんだよね?」
緑「そう・・・みたいだな。もう少しいてほしいんじゃないか?保障は無いが」
黄「夕飯・・・食べてくッスか?」
 「赤司君って意外にそういうところあるよね。クソカワ!!!」


赤「お前らヒソヒソと何話してるんだ?」
黄「な、なんでもないッス!!」
 「あ、赤司君!あのさ・・・」
赤「ん?なんだ?」
 「お腹空いちゃったけどよく考えたら家に何も無いから皆で赤司君の家で食べない?」
青「は?帰るんじゃなかったのか?お前ら」
桃「赤司君の家で?楽しそう♪」
黒「そういえば赤司君、料理上手でしたよね?」
赤「・・・分かった。俺が作ろう。その代り俺が作っている間お前らは静かに勉強してること。分かったな?」


そう言ってキッチンに向かう赤司君は心なしか、いつもより少し幸せそうに見えた。
赤司君ってたまに怖いけどやっぱり1人は寂しいのかな・・・?なんて思ったり。
あ、そうそう。私と黄瀬君は見事に赤点を回避することが出来ました!!
これも緑間君のおかげだね!やったね!!


だがしかし青峰君が見事に数学で赤点を叩きだして
赤司君にシゴかれていたのを見て面白かったのは言うまでもない話である。
11月、私達は赤司君が実は寂しがり屋なことを知ってしまった。もちろん私はそんな赤司君が大好きだ。



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