変態マネージャー


赤「それでお前が教えてやっているのか?」
緑「そうなのだよ。昼休みと部活までの放課後。あと何故か知らないが
  奴ら3人が勝手に土曜日と日曜日に俺の家で学習会を開くとか言ってたのだよ」
赤「勝手に予定たてたられたのか?(クスッ)」
緑「笑いごとではないのだよ。」
赤「緑間、俺も協力してやろうか?」
緑「赤司が?」
赤「ああ。学習会は俺の家でやろう」
緑「うるさくなるぞ?よりによって名前までいるとなると」
赤「構わないよ。いつも緑間が将棋の手合せをしてくれるのと同じように来てもらってまったく問題は無い」

そう言って目を細めて笑った赤司。
赤司は俺達が騒がしく勉強をしているのを見て少し羨ましかったんじゃないかと思った。
赤司は常に500点満点中500点、もちろん学年1位以外見たことはない。
だからこそ、こういう機会を少し味わってみたかったのではなかろうか。


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