変態マネージャー


 「わああ!黒子君お疲れ様あ!!ネコミミ可愛いよハアハア」
黒「・・・名前さん、お疲れ様です。あの抱きつかれると着替えられないんで離れてもらっていいですか?」
桃「テツ君おつかれさまあ!!テツ君可愛い!!」
黒「桃井さん・・・抱きつかれると苦しいです」
青「おい黄瀬、なんだあのハーレム。名前が男に見えるからホモに見える。キショい」
黄「でも名前っち男装似合うなんてさすがッスよね?」
緑「最初に見た時は誰なのかと思ったのだよ。まさか名前だったとは・・・」
赤「皆ご苦労だったね」
 「赤司君!」
青「あ!てめえ何1番に着替えてんだよ!」
赤「別に名前の要望通り写真も撮ったしこの格好でいてもすることないからな。着替えて当然だろう?」
黄「俺も着替えていいッスか?」
赤「その前に今日の会計だけ伝えておく」
全「「「ゴクッ」」」
赤「皆お疲れ様。細かいのは計算してないけど9万は稼げたよ」
黄「そ、それじゃあ!!」
赤「予算は黒字だ」

皆の顔が安堵してホッとする。これで野宿は無しということになるだろう。
本当に良かった。

赤「ああ1つだけ問題があってな」
紫「問題?」
赤「・・・今日皆が着てた服。あの衣装代を忘れていた」
全「「「・・・・・・ぇぇぇぇぇえ?!」」」
赤「それを差し引くと儲けはもっと少なくなるな」
黄「ほ、本末転倒じゃないッスか?!」
赤「まあいいじゃないか楽しめたんだし。衣装代は俺が払っとく。責任者だしな」
 「赤司君・・・男前!!!抱いて!!!赤司君!!」
黄「抱いて・・・って?!どういう意味ッスか名前っち!!」
紫「まあ赤ちんの家お金持ちだしね」
赤「それじゃあ帰るか。明日の練習はいつも通りだ。体を休めておけ。お疲れ様」
桃「お疲れ様、赤司君!!」

いい笑顔で去っていく赤司君を私達は見送った。
そして・・・・・・赤司君の携帯の画像フォルダに
皆の今日の恥ずかしい写真があることを私達が知ったのはずっと後になってからだった。



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