変態マネージャー

部活対抗リレーの準備中にバスケ部は赤ちんの元に集合した

赤「分かっているな?陸上部にでも負けたら練習量5倍だぞ?」
青「わあってるって・・・ったく」
紫「でもこの間ので熱が入ってるよ、陸上部」
黄「そりゃ・・・負けられない戦いだったに決まってるッスよ」
赤「いいか?俺達にとって勝つことは息をするのと同じなんだ。
  相手が誰であろうと勝つ。分かったな?」
全((((それはお前だけだよ))))
桃「きーちゃんスタートダッシュが一番に緊張すると思うけど頑張ってね?」
黄「桃っちありがとッス!!頑張ってくるんで」
緑「名前この間の声援。ちゃんと聞こえていたぞ」
 「嬉しかった?」
緑「そんなことあるわけないのだよ。大体おは朝魂ってなんだのだy」
黒「心配いりません名前さん。オハ朝応援が嬉しかったに決まってます」
 「緑間君の為に作った声援だったんだよ?」
黒「そうですよ、緑間君の為だけの声援だったんです」

イラッとしたミドチンを見つつ練習量5倍と聞いて殺気立ってるバスケ部の空気を感じ
俺と黒ちん、さっちんと名前ちんは固まって応援席に座った。



『よーい!!ドン!!』


予行の時よりもすごい声援が響き渡った。

桃「やっぱり陸上部との接戦ね・・・!!」
黒「この間2層走ってた人ですよね?なんか前より・・・差をつけられてませんか?」
桃「あの人・・・陸上部のエースよ?」
紫「最初に差をつけようとしてるってこと?」
桃「きっとそういうことよね」

『くぁwせdrftgyふじこlp・・・黄瀬君・・・えと、えと・・・』

紫「名前ちん落ち着いてw」
黒「声援の言葉、考えてなかったんですね」
桃「名前ちゃん(苦笑)」

『黄瀬君!シャララデクラッシャ!!』

紫「シャララ〜」
黒「シャララ〜」
桃「きーちゃん頑張れ〜!!」
紫「あ、今日は珍しく逃げなかった峰ちんだ」
黒「青峰くん頑張ってください」
桃「あら、良かった。縮まってきたわね」

『ハヤ峰(速峰)君ザリガニ〜!!』

紫「ハヤ峰く〜ん」
黒「ザリガニ〜」
桃「ハヤ峰?!」
紫「ミドチンだ〜!!今日、オハ朝で何位だったんだろう?」
黒「何位だろうとラッキーアイテムの白いネズミのキーホルダー持ってたんで大丈夫です」

『緑間くんだあ!ツンデレ可愛いよお!』

紫「ツンデレンレ〜ン」
黒「すみません、ツンデレってなんですか」
『属性だよ』
黒「分かりません」
桃「さすがにお互い一歩も引けない状態になってきたわね・・・」
紫「ミドチンも早かったけど陸部の3層の人頑張ったね・・・接戦だ・・・」
黒「赤司君にバトン回りましたよ?」
紫「赤ち〜ん!!」

『赤司くぅぅぅぅうん!!頑張れぇぇぇえ!!』

黒『なんでそこだけ普通なんですか』
「厨2病とか口が裂けても応援できない」
紫「赤ちん、怒るどころじゃないだろうな」
黒「あ、陸上部の人の顔・・・今度は死ぬ気ですね」
桃「相当、予行練習のが悔しかったのね」
紫「「あ」」


・・・俺達には陸上部とバスケ部が同時にゴールしたようにしか見えなかった


「ね!ね!どっち?今どっちが1位だった?」
桃「同時に着いたように見えたけど・・・」


・・・と、その時



<<>>

目次へ戻る