変態マネージャー


名前ちん大丈夫かなぁ・・・



あれから黄瀬が戻ってこない。深夜になっても戻ってこない・・・。
さすがに皆にも焦りの色が見えてきた。特にミドチン。



緑「いくらなんでも遅すぎるのだよ」
青「あいつらデキちゃったんじゃねぇか?」
桃「ついに名前ちゃんにも春が来たのね!!」
青「いや、そういう問題じゃないだろ」
紫「どうする赤ちん?」
黒「さすがに心配ですね・・・」
紫「俺は嫌だよ?部屋の前に行ったら喘ぎ声が聞こえて来るとかそういうの」
青「やめろ紫原!!!!!」
黒「そうですよ。緑間君にこれ以上心配かけないであげてください」
緑「どうして、いつもそうなるのだよ」
赤「・・・・・。とりあえず、行ってみるか。変な声が聞こえてきたら戻ってこよう」
紫「赤ちんまで変なこと言ってる」


とりあえず俺達は名前ちん達の様子を見に行くことにした。部屋の前に来ても何も音はしなかった。


緑「静かなのだよ・・・」
黒「静かですね」
青「なんつうか・・・もう開けていいんじゃね?」
紫「名前ち〜ん!!入るよお!!」



―ガラッ


全「「「「「「?!」」」」」」

そこには名前と黄瀬が肩を寄せながら寝ている姿があった。


青「黄瀬・・・ついに名前を口説きオとしたのか」
桃「ついに名前ちゃんにも春が・・・」
青「さつき、それ2回目」
緑「黄瀬!!起きるのだよ!!」


ミドチンが肩を揺らして起こしはじめた。


黄「・・・ん・・・なんスか緑間っち・・・」
緑「お前・・・名前に何をした?!」
黒「ほら、やっぱり何だかんだで緑間君は名前さんのことが・・・」(ヒソヒソ)
紫「ミドチンは本当に名前ちんのことが好きなんだね・・・!
 でもミドチン、どっちかっていうと名前ちんのお父さんだよね」(ヒソヒソ)
黄「なんもしてないッスよ!!」
赤「名前?大丈夫か?」
 「やあ!!グッドモーニング皆!!なんでここにいるんだい?」
黄「ちょ!!名前っち説明してくださいッス!!」
 「ん?なんのこと?黄瀬君と一緒に寝たこと?」
赤「黄瀬・・・名前と寝たのか?」
黄「ちょ・・・!!皆と名前っちの思ってる“寝た”の意味が違うッス!!」
紫「怖かったね、名前ちん」(ナデナデ)
 「え?うん、怖かったね!!」(雷のことかな?)
緑「黄瀬・・・無理やりか?無理やりヤったのか?」
黄「だから俺は、」
桃「でも名前ちゃん元気が戻ったみたいで良かったわ♪」
 「ごめんね桃井ちゃん!心配かけて・・・・・・」
赤「黄瀬、あとで話し合おう」
 「でも黄瀬君、優しかったよ?怒られるようなことしたの?」
黄「名前っち!!止めてほしいッス!!変な意味でとらえられちゃうッス」
黒「黄瀬君・・・見損ないました。」
黄「黒子っちまで・・・!!」

この後、朝まで赤ちんにシゴかれていたけど・・・まあ冤罪かな、うん。
名前ちんも別にそんなことなかったって後で言ってたし。っていうか名前ちんもそれ言うの遅すぎだから。


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