変態マネージャー

夏休みに入ってすぐに僕たちは合宿に行きました


 「合宿なんて中学生で行けるのかあ!!素晴らしいね!!」
黒「名前さん・・・危ないです・・・」
桃「名前ちゃん危ないわよ!!」
緑「しっかり座れ」
黄「死んじゃうッスよ、名前っち!!」
青「危ねぇから窓から顔を出すな」
紫「赤ちーん、あれはいいの?」
赤「鼻が無くなれば本人も自分の馬鹿加減が分かるだろ」


バスを貸切状態にし帝光のバスケ部の一軍メンバーは合宿所に向かっていた。


紫「名前ちんお菓子食べる?」
 『食べる!!!!!』
緑「遠足ではないのだよ、」
黄「グミあるッスか?」
青「紫原、俺にも」
黒「僕もください」
緑「「おい、お前ら」」


まったく緊張感がないまま僕たちは合宿所につきました。まあ中学生が泊まる場所ですから当然リゾーチ地ではないわけで・・・


黒「お化け屋敷・・・ですかね、」
青「つかボロッ、」
紫「お菓子とか無いの?」
黄「俺達ここに泊まるんスか?」
桃「なんか出そうね・・・」
赤「この時期はどこもイッパイなのに受け入れてくれた。むしろ宿の人に感謝するべきだろ」
全「「「・・・・・・・・・・・・・・・」」」
赤「何してる。早く行くぞ」
 「私バスの中で寝るよ!!」
赤「名前、眼球エグられたくなかったら荷物を持って俺の横を歩け」
 「・・・おっす!!(了解)」



・・・名前さん、安定のマイペースです



中は意外にも綺麗で、普通の旅館でした。


黄「なんだ。意外に普通ッスね」
赤「一度部屋に行って着替えてから練習だ。」
青「マジかよ...。疲れてるのに...」
緑「俺達の目的は観光じゃないからな」
紫「お土産にポテチある」
黒「紫原君、それコンビニでも売ってますよ」


妙にまとまらない集団がドヤドヤし、僕達は合宿所の近くにある山に着いた。


 >>

目次へ戻る