変態マネージャー


―俺はそのとき、灰崎にも困っていた



灰「あぁ”?!今、てめぇなんつったぁ?!」



体育館中に灰崎祥吾の声が響き渡った。
同じ体育館にいた全員が祥吾を見る。祥吾が大声を張り上げた相手はあろうことか先輩であった。


灰「俺に口ごたえしてんじゃねぇぞ、試合にも出れねぇくせに」
赤「やめろ、祥吾。」
青「落ち着けよ、相手は先輩だぞ?」
黒「青峰君も人のこと言えないと思います(ボソッ」
紫「赤ちーん、もう放っておこうよぉ」
赤「祥吾、問題を起こすな。これは命令だ」
灰「・・・ッチ。あーぁマジだりぃ」
桃「大丈夫ですか?先輩?」
黄「なんか嫌な感じッスね」
緑「黄瀬にスタメンの座を盗られそうだからな、少しピリピリしているのだよ」

問題はこれで終わったのかと思っていた。でも、甘かった。


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