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彼女の邪魔を経て

「さぁ、ギャリー!
 セーラー服を着なさい!」

「え!?
 アタシが着たら、犯罪よ!」

「屈めば大丈夫!」

「そういう問題じゃないでしょ!?」

あー、相変わらずギャリーはいじりがいがあるな!
あ、こんにちは、ユトです!
わかめいじり大好き! なユトです!

「はぁ、ギャリーも大変ね」

「そうだね、イヴ」

そしてほとんど空気な御二人。
ああ、けどあの人たちからかっても、反応がねぇ。

「という訳で、ギャリーコスプレしようか!」

「なんの!?」

「え、ナースの」

「逮捕されますよ、ユトさぁぁぁぁあああああんんんん!!!???」

「それはそれで萌える!」

「ユトさぁぁぁああああんんんん!!!」

ああ、ごめんごめん。
ついつい暴走しちゃったよ☆
いやこう手錠つけてるギャリー想像しちゃったら、さ……つい☆

「ッ!
 ね、ねぇユト!」

「? なに?」

「今度の日y「ユト! 日曜日どっかいこ!」え、ちょ」

「あ、メアリーいいね!
 イヴも一緒に行こうよ!」

「うん、いいよ。
(まーた、メアリーが邪魔したよ……)」

「それじゃあギャリーも一緒に行く?」

「え、ええ!
(あぁ〜! また…メアリーがッ!)」

? なんかギャリーががっかりしてるけど、どうしたのかな?
まぁ、いっか!(ちょ、)

「遊園地にしようか!」

「ええ、それがいいわね!
(頑張るのよ、ギャリー!)」

「そうしよ!
(ギャリーなんかにユトはやらないもん!)」

「あーあ……」


虹瑠様より相互記念。
ありがとうございました!

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