つまり俺は、主人の為に行ったのだ。



たしか、マツバがこんなことを言い出したのは生ける伝説と呼ばれるレッドと相部屋で、そのレッドが寝静まった頃だった。

「聞いておくれよゲンガー!もしかしたらあの、あのテレビに出てたパスカさんに会えるかもしれないんだ!!!!」

突然なにいってるんだマツバは。てかパスカって誰だよ。アイドルかなんかか?

「違うよゲンガー!!パスカさんはね、あのイッシュで起こった観覧車凍結しちゃって大事になったあれを手持ちのシャンデラ一匹で解決しちゃったすごい人なんだよ!!!!」

いや知らねえよ。俺その時ポケモンフーズ食べてたし。

「なんだってゲンガー!!!それは損してるよ!!!!パスカさんはね、あの華奢で可憐な体からとてもよい指示を出すんだよ!!!!あのときはブラストバーンとしかいってないけど!!!!」

それ前々すごいのか分かんないし。一言しかいってないなら指示比べようかないし。

「その言葉切らせてもらうよ、ゲンガー!!!!パスカさんもう半端ないんだからな!!!!調べたところから言うと、身長は159とかそれぐらいで1p欲しいーってシャンデラに愚痴ってたらしいよ!あとあと体重と胸囲は…!」

なにそんなに調べてんだよおい。それストーカー素質がありそうだぞ。てか体重と胸囲は駄目だろう常識的に考えて。

「それは違うよ、ゲンガー!!!!!そういえば手持ちは全部ゴーストなんだって!!僕もゴーストポケモンあげたら仲良くなれるかな!?…誰か、立候補してくれたりとかしないかな…?」

おい、なぜこっちをチラチラみる。ああもうそんな顔するなってああああ分かった!!分かったから!!!!俺が行ってくるから!!!!

「ありがとうゲンガー!!!!あ、レベルが高いからってバッヂまだ1つしか持ってないパスカさんに従わないなんて無しだから。ちゃんとパスカさんのいうこと聞くんだよあと隙あればスカートのしたはいって覗いて…」

こないからな。絶対しないからなまあ戦わせて貰えるなら従うけど絶対覗きなんてしないからなあと言霊弾丸にして論破しちゃうゲームのやりすぎだからなちゃんとジムで仕事しろよ!!!!この駄目主人めこっちも頑張ってくっからよ!











「なつかないからあげるよ!!!!!!」

なついてるわ馬鹿マツバめ!!!!!!
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