* 裏・短



触れあう肌が熱い。それでも汗で濡れた腕で強く強く抱き締める。それに応えるように名前は俺の背に爪をたてた。

「サスケ、んっ…」

かわいい声で俺の名前を呼ぶ名前。それがたまらなく愛しくて、噛みつくようにキスをした。そうすれば名前はどんどん俺を締め付けて離さない。乱れて絡み合う二人の黒髪みたいに俺達も混ざり合えたら、なんて頭の隅で思いながら最奥を目指す。

「あっ…も、ダメっ」

「くっ…俺もだ」

絶頂をむかえる瞬間、また俺達はキスを交わした。互いの存在を確かめるように、触れるだけの。
目に涙を溜めて名前は荒い呼吸を整えていた。俺はその紅く染まった頬に手を添えて、汗ではりついた髪を丁寧にはがしていく。

「名前、すごく綺麗だ」

「やだ、恥ずかしい」

名前はそう言って更に頬を染めて横を向いてしまった。そんな姿にも欲情してしまう自分はもう末期だと本気で思った。

「愛してる」

心の底からの想いを素直に伝えて、優しくついばむようなキスをした。

「…私も」

そう言って微笑んだ名前があまりにも儚く見えて、何故か不安になった。このどうしようもない愛しさは、伝わっているだろうか。俺は名前を、大切にできているだろうか。細い名前の体を抱き寄せて、首筋に顔を埋めた。名前の匂いは俺をひどく安心させてくれた。

「もう、どうしたの?」

優しく頭をなでる名前の手に泣きそうになった。

「…名前」

「なに?」

「愛してる、」



愛してる、
(お前以外は)
(何も要らない)




あれあれあれ。へたれすぎて中途半端な裏でしかも短っ。最初ネジ夢書いてたはず…何故にサスケ夢に(タヒ
ネジごめん←




mae ato
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