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2022/10/22

▽ 追記

いつもお世話になっております、七夜です。

この度はGX連載、『一等星と月』読んで頂き、またこんな熱い感想まで、有難うございます……!

楽しんで頂けて何よりです!
夢主がHERO使いなのは、私自身がHERO使いで最も動きがよく分かっているデッキだから、というところがあったのですが、HERO使い同士だからこそできるシナリオや展開を作れて、それを楽しんで頂けたのなら感無量でございます。ヒーローといえども人間ですから、ヒーローを支えるヒーローがいてもいいですよね!


十代とのやり取りは、特に意識した部分です。
一期から二期、三期、そして四期と移り変わっていく二人の行動や言葉を少しでも感じ取っていただけるように工夫したりしていたので、それが伝わって安堵しております……!
その中でも、当連載のオリジナルキャラともいえるレディを推していただけたこと、見る目が違うな…!と思いました。
レディ・オブ・ファイアは漫画版で登場し、漫画では全然違うキャラなのですが、のほほんとした二人を支えてほしい!と今のキャラ付けになりました。
口酸っぱく注意したり、二人を見守ったり、けれども最後には夢主の意思を尊重し、背中を押してくれる。レディの存在は間違いなく、夢主に取って大きな存在です。

覇王様に関しては、元々私がGXに嵌ったきっかけが三期後半からだったのもあって、一番書きたいシーンでした。なので、より一層気合が入っていたように思います。
覇王様は冷徹で考え方も厳しく、作中ではまるで残虐非道のように描かれていますが、そんな覇王様にも大切な人を守りたいと思う心があるというというのをとにかく伝えよう!と思ったらあんな感じになりました。姿は見えずともいつも心を守ってくれる存在、尊いですね……。


前世の設定は最初は実はなかったのですが、書いてるうちに思いついて「これだ!」と付け加えたという逸話があります。長く時を経ても繋がりは絶たれなかったということ、また前世の出来事があったからこそユベルのあんな逸脱した行動があったのかなとか、色々考察して頂ければ幸いです。


このストーリーのテーマの一つに、「自立」というものがありました。
二人は共依存にも似た関係でしたが、多くの辛い事や苦しい事を乗り越え、最終的には
「辛い事を分かち合う」というところに着地できて、書いていた私も途中から保護者のような目線になっていたので、はよりさんの気持ちがすごく分かります(笑)

そして、タイトルを考えた時から書きたかった結末。十代を敢えて太陽ではなく月に例え、どこか後ろ暗い所を抱えた二人が「夜」に「きらめく」姿となると、月と星がぴったりだなあと思います。
そんな二人のこれからの未来を想像すると、私もニヤニヤが止まりません。子供たちに囲まれ幸せそうにする二人の姿が、今にも思い浮かびます。


私も、遊戯王の中ではGXが最も好きな作品です。(もちろん全部好きよ!)
この作品を完結するまで走り抜けることが出来たのも、その愛故だと思っています。
そんな愛をこめて書いた作品を読んで、「GXが好きだ!」と思っていただけたなら、それほどまで嬉しいことはないです。書いててよかったなって思います。

そして嬉しい言葉までありがとうございます……!
今は原稿の合間にちまちま書いているような状況ですが、暇な時に読んで頂けると嬉しいです。
またはより様の心を動かせるような作品を書けるよう、私も頑張ります。

励みになるお言葉の数々、本当にありがとうございます……!
またいつでも遊びに来てくださいね!

七夜