Main 翌日。 私は学校を欠席した。 あいりちゃんはいつもと何も変わらず 学校に行っているんだろうか…。 友達と話して、遊んで……。 昨日のことを笑い話にして話しているんだろうか…。 「…う…うぁぁぁ…ひっぐ…あああああ…」 脳みそをかき回されているように気持ちが悪い。 吐き気もするし腹痛もする。 涙も止まらない。 きっぱりなんてあきらめられないよ。 まだあいりちゃんが好きだよ……。 未練なんてあるに決まってる。 大切にしていたあの日々はもう来ない。 それは事実で変わることはない。 あいりちゃんの気持ちが変わらない限り…。 もう…どうすればいいんだろう…。 あいりちゃんに愛されたいよ…。 せめて、ずっとあいりちゃんの傍にいれたらいいのに……。 「痛いよ…うぅぅぅ……死にたい……」 え。 今死にたいって……。 私そんな事言えたんだ。 辛い毎日が続いた日だって絶対に言ったことなかったのに。 こんなに簡単に言っちゃえるんだ。 「……そっか。そうだ…………。 そうすれば、いいんだ……。 ………あいりちゃん……。」 私にはひとつの考えが脳裏に浮かんだ。 ← → Back |