▼title only - (15題)皺の入った赤い手紙
小瓶の中の激痛
真実にまみれた灰色の嘘
歪んだ正方形
核心という名の幻想

君には届かない
ここにあるという錯覚
ふざけるのは顔だけにして
隣の素敵じゃない王子様
ひとつずつ消えていく

崩れた音を聞いた
どうしたら離れて行かなくなるのだろう
解ってるよ、それくらい
汝は知るだろう
わたしのたったひとつ

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