言われた約束は以下の通り
・迷子にならない
・緑の軍服を着たフリッピーという人に近づかない
・危険なものには今までの2倍気を付ける
・ハンディと手を繋いで歩く
だそうで
「ハンディ、私はそんなに信用ないのかな。最後の手を繋いでって迷子になるの前提だよね?」
「まあ気にするなよ、さあ出かけるぞ」
無視されました
―――――――――
「あのですねハンディさん」
「何だ?」
「街とはこんなに血が飛び散っている場所を指すのではないと思うのですが」
道路には肉片が、壁には血痕が至るところに飛び散りさらには臓物が私の足下に…って
「うわあああ気持ち悪い、つらい!お家帰ろうよパパ!!」
「誰がパパだ、誰が!まあ…時間帯的に考えたら少ない方だから大丈夫だろ」
「ハンディさんが大丈夫でも私の心は大丈夫じゃないんですよちくしょう」
ハンディさん何だかんだ言って結構順応してるんだよね…いやこの環境だったらしょうがないんだろうけどさ、うん…
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