short | ナノ
この隙と言う気持ちが体の中に収まりきれなくなると、貴方に触れたくなる。手に触れて、指を絡めて、にぎる。肩を寄せ合ってあなたが今、隣にー確かにそこにいることを確認する。そして今度は唇が触れ合って、愛を確認するんだ。私達2人だけの空間。私にとっての最高の時間。
「今日、やけに積極的」
「そう?」
「というか定期的にくるよな」
「だって、甘えたくなるんだもの」
「そんなものか?」
「うん。それにね、 。」
いつもどきどきしていたいのよ。
そう耳に囁くと顔を真っ赤にして驚いている孝介。よかった。貴方も私のこと好きでいてくれるのね。きっとこれは幸せなんだわ、お互いがお互いのことを好きで、愛していること。どきどきしていられること。小さな幸せが、とても嬉しいと感じること。年中無休の、ときめきが。