short




青色をした恋の実(千歳)

もし君が、私の涙を止めることが出来たのなら
私は、貴方を信じるべきでしたか??



「俺にしなっせ。」

九州の言葉を使う君が
ふっと呟いた言葉。

本当は、少しだけ戸惑ったんだよ?

私が手の中に持っていた
切ない色をした恋の実。



心の中で成長を遂げた恋は
真っ青な花を咲かせた。



私の中で、君の色はピンクのままだった。
なのに、実った実は、青い。



その実は、私を苦しめ続けることになる。

そんな恋でも、私は彼が好きだったの。




こんなに真っすぐな恋ではダメですか?
何時か、桜が咲くと信じてる





2012/03/12  完成

- - - - - - - - - -
感想は、お気軽に Mailからどうぞv(o´∀`o)v




[back]
「#ファンタジー」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -