俺以外見んなや(財前) 「誰やねんあいつ。」 先輩と仲よさそうに話している男子。 「むかつく。」 俺は、すぐさま先輩のところに行く。 「先輩!!」 俺が、先輩を呼ぶと。 ビックリした表情で、先輩の目が俺を捉える。 先輩の目の中に、俺が映っているだけで安心する。 でも、 「誰やねん。さっき喋りよった相手。」 と云った直後に、先輩を後ろの壁に押し付ける。 『イッたい!!』 痛さに顔を歪ませる。 そんな先輩が愛おしい。 俺を見ててくれるだけでいいんや。 先輩をこんなにも思っているのに、 なんで先輩は気付いてくれへんねん!!! 2011/10/05 完成 - - - - - - - - - - 感想は、お気軽に Mailからどうぞv(o´∀`o)v |