short




あした天気になぁれ (遠山)

「明日は、晴れかな?」





ふと、明日の天気が気になってしまった。








「何や、コスモス。天気が気になるん??」




やっぱり、一番反応してくれるのは、金ちゃん。



カワエエわ。





『うん。だって、明日は誕生日だから。』




「ほんま!?じゃ、テニス部全員でお祝いしたる!!」




金ちゃんは、優しいわ〜。




ぜんざい。じゃなくて、財前と違うて。







『おおきに。金ちゃん。』





「ほな。行くで!」






そう言った金ちゃんは、不意に立ち上がった。






『???? なにするん?』







「あした天気になぁれ。やで!!」






あぁ。

あした天気になぁれ っていいながら、靴を蹴飛ばすやつやろか。







「 あ〜〜した、天気にな〜〜〜〜れ!!」






綺麗に飛んで行った靴は・・・・・・





ゴツン








オサムちゃんの頭に当たって、“晴れ”を示した。











『オサムちゃんに当たっで。』





「オサムちゃん、許してや〜〜〜〜。」





これで大丈夫や。と言いながら、金ちゃんはニコッと笑う。








「コスモスの誕生日は、晴れやな!」







『占ってくれてアリガト。』







「じゃぁ。わいは、皆にの誕生日の事言ってくる!」







元気に走って言った金ちゃん。



明日の誕生日は、人生で最高の誕生日になりそうです。







神様☆*:;;;;;:*☆ТНАΝК УО∪☆*:;;;;;:*☆





私も、次からやってみよっかな


















2011/08/30/完成


お題提供:・・落花散・・様

- - - - - - - - - -
感想は、お気軽に Mailからどうぞv(o´∀`o)v




[back]
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -