小説 長編 | ナノ



バラside

なまえ。 





「ヒヤシンスバラですけど。」


『同姓同名もありえる。』









跡部の独り言って、レア!!!!



って考えてる私はきっとおかしい人です。








「学校は?」


『○×高校生です』








「そんな高校ねーぞ。それにココは氷帝学園だ。」







あっ。



マジの方言ってしまった。








しまった。

   と思ったが、時すでに遅し。








「やっぱり。お前本物のバラとは別のバラだろ?」






バレタ。



いや、バレタって私悪い事してないんですけどね。







気がついたら、ココにいて、
知らないバラちゃんって仔になってたの。







(名前一緒だ)




今気付く。











「で。どうなんだ。あ〜ん。」






問い詰められてもな。



分かってる事だけでも・・・・









『私にも、イマイチ分からないんです。
分かってる事は、多分・・・・

   トリップしました。』




「トリップってのは、何なんだ。」






そうですよね。






夢小説です〜〜 
なんて言っても分かんないだろうから。




『トリップと言うのは。私は元々三次元にいたバラです。 

あなたたちが居るのは、二次元。


この体のバラちゃんも、二次元の方です。

その、次元を超えて私は、三次元から二次元に来たって訳です。』






わかったのかな?



跡部の顔を伺うと。

不思議そうな顔でこっちを見てた。









「こっちの方のバラは何処に行ったんだ?」





それは、









『分からないです。
  トリップしたの初めてですしね。』





「そうか。」










分かったのかな?








「お前はきっと何時か居なくなるんだろう?」




『まぁ。多分。  何時か居なくなると思います』








「お前がこっちにいる間、俺が面倒を見る。」






いきなりな事言いますね跡部さん。









『私、どこ住んでました?』



そう言う私もいきなり話変わりました。








「お前は、一人暮らしだ。だから今日からおれの家に来い。」





うわ〜〜



べ様の家って、超豪邸じゃん!!




とか考えてたら、









「みんなには、記憶喪失と伝える。それでいいだろう。」




『え??』



「そうじゃないと。色々覚える事があって大変だしな。」








一人で納得しても。。。








そうだよね。




分からない人って事で納得したんだし。




こっちのバラちゃんのためにも、
こっちにいる間は、頑張らないと!!





『はい!分かりました。』








そう返事をすると「急に元気になった。」と驚かれた。






だって、テニプリの世界にいるのなら、
楽しまなきゃ!!この状況を☆









「俺は、みんなに事の状況を伝えに行ってくる。
お前は大人しく寝ていろ。 

人が来たときに困るからな。」




そう言って跡部は出て行った。








今日から、大変な生活が始まりそうです。

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