小説 長編 | ナノ



寝言

ギィィィィ―――――。


私が屋上へ続くドアを開けると、
すっごくうるさい音がした。


『いっつも、変な音が出るんだもんな〜』

独り言を言っていると。







「すぅ。・・・・・・行っちゃダメぜよ。」

『???』



物陰からそんなが聞こえてきた。

聞こえた方に近づいてみると





『!!!!!』


雅治。


気持ち良さそうに寝てる。   でも。




『行っちゃ・・・・・ ダメ・・・・・か。』






誰に向けて行ってる言葉なんだろう。



前のあの子?それとも、もう一つ前?





私は雅治になんとも思われてないの・・・か、な―――――。






私の意識はそこで途切れた。

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