小説 長編 | ナノ



どう思う?

『またフラれたの!?』



「・・・・・プリッッ。」


プリッなんて私の隣で言うのはもちのろん仁王雅治。


付き合う人は告白されれば即OK。というより。







“来るものを拒まず、去る者も追わず”といった感じで。付き合う事に意味がないとでも思ってんのかこいつ…。











「おまえさんはあいつとはどうなんじゃ?」

『あいつって??』







雅治は一瞬キョトンとした顔になり、苦笑した。











「くくっ。トボケたって無駄じゃき。ブンだぜよ。」





『あ〜。ブン太ね。うん。そんなこともあったよ。』





「まるで過去の事のような言い方ぜよ。」

『いや。普通に現在進行形。』













ブン太には、昨日かその前ぐらいに告白されたんだよね。




私は断ったんだけど、一週間だけって約束で付き合う事になったんだよ…。うん。





雅治にまで知られてるとは思わなかったぜよ(((真似















『雅治にブン太の事話したっけ?』


1つ目の疑問を口にした。













「ブン太が嬉しそうに話しとったぜよ。」






そうか。一週間だけなのに何かブン太に悪い事した気がする。……ゴメン。











『雅治はさ。』



「どうしたんじゃ。」














『雅治は、ブン太と私の事



これが一番雅治に尋ねたかった私の中の2つ目の疑問。



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