こねた | ナノ


▼雪の日の高緑


「うわー雪凄いな」

「こういう日はあったかいのお汁粉に限るのだよ」

「……いや、それいつもじゃね?それより窓の外見てみろよ、うっすら積もってるぜ」

「そんなことはわかっている。雪で喜ぶなどお前は犬か」

「だって珍しいじゃんか。でもまあそのせいで寒いんだから喜んでばかりもいられないよな」

「当たり前なのだよ」

「だよなー……はあ、ほんと寒いわ。この教室ちゃんと暖房きいてんのかね」

「知らん。……おい高尾、この手はなんだ」

「え?寒くてかじかんじゃうからお汁粉の熱を分けてもらおうかなってさ」

「……なら汁粉だけ触ればいいだろう。俺の手を握る必要はどこにあるのだよ」

「もー、そうゆうこっちゃないのだよ!真ちゃんの手だって十分暖まってるしこっちのがお得でしょ?」

「真似をするな。そして意味がわからないのだよ」

「あー、わかんなくってもいいわ。それにしても真ちゃんの手あったけー」





たぶんクラスメイトにホモだホモだ言われてる系高緑

雪全く関係ないですね
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2013/06/22
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