ジョゼフの新衣装(月下の紳士)しんどいの話2



「ジョゼフさん、その……触ってみてもいいですか?」
「?いいよ。ナマエから触れてくるなんて珍しいね。」

許可を貰ったので手を伸ばし、耳を少し触るとビクリと反応したジョゼフさん。耳を触られるとは思っていなかったんだろう。ジョゼフさんの反応が可愛くて可愛くて、更に耳を触り続ける。

「ッ自分が何をしているか、わかってるんだろうね…?」
「ふふ、ジョゼフさん可愛い。」

そう言って、耳だけでなく尻尾にも手を伸ばそうとすると、ガシリと手を掴まれた。嫌な予感がしてジョゼフさんの顔を見ると、その表情は怒っているような、何かを企んでいるようなもので。

「次は私の番だ。いいね?」
「えっ、そんな、あっ!!」







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