ネタバレ含有注意書
藤崎封神の世界観統一が無謀にも一番の目標。
その中でどうしたら発と天化が結ばれるのか?
それだけを夢見た結果がここにできました。幸福な男女の恋じゃないなら、不器用な男女の愛だってあればいいのに。
素直に打ち解けはしない遊び人の王位継承者と、何故か黄家の籍を持たない男臭い護衛の話。
ー 主な登場人物 ー
姫発 ー きはつ ー
・世界中のぷりんちゃんに愛を振りまく遊び人。その手のパスは無限に出すのに、キャッチもバッティングも下手。生きるのが少し人より遠回り。曰く「楽しいこと追いかけてる方が楽しいに決まってるだろー」
義理堅くてダチは大好き大歓迎、つまんないヤローの面倒はみたくない。特にくっついてくる護衛とか護衛とか護衛とか。
その実マジな恋はしたことがない、かも知れない?
黄天化 ー こうてんか ー
・飄々と頭にバンダナ胸にはサラシ、一張羅のデニムは上下の傷だらけ。強くなること、負けないこと、泣かないこと。その三点には何故か固執する負けず嫌いで、思ったことは口にしないと気がすまない。
すべきことをほっぽりだして色恋や遊びにふける馬鹿が好きじゃない。筆頭に王サマとか王サマとか王サマとか。蝉玉と土行孫にも呆れる日々。
本人曰く「黄飛虎の次男ってとこかな」
楊ゼン・世話は焼く、稽古もつける、お兄さん的存在の筈。
時たま遠くから発と天化を見ているのは何故だろう?
道徳真君・天化の師。
日に日に人間界に意識を向け出した天化を、どうたしなめるべきか頭が痛い。
太乙真人・定期的に周に集まった仙道の宝貝メンテに現れるも、特に天化と関わる時間は長い。
増えるかも。