「…天化…」
「あっ…ダメさ王サマ…ッ」
「だから何回言やーわか」
「発…」
「天化、」
「…っ、俺っち…発っぁ…もう出」
「はつもうで?」
「ギャ―――――!!!!」
「韋護ー!お前どっから入っ」
「姫発と姫はじ」
「おっとストーップ!姫家の姫はじめネタは親父の代から使い古しネタだからよ」
「んなこと言ってる場合かい!」
「姫昌の子だから子だからに恵まれるってのは?」
「ああ!ソレ初めて!」
「…ツッコミの数が足りねぇさ!!楊ゼンさー…」
「「え?」」
「へ?」
「流石の僕も天化くんから誘ってもらえるとは思ってなかったな…」
「ギャ―――――!!!!」
「王子は遅れてくるものだからね」
「ちょい待ち!俺は王…」
「武王と王子は違います!半妖態!!」
「シャレんなんねぇ!ここはこんなんばっかかい!!」
「天化くん」
「天化」
「天化ちゃーん」
「ギャ―――――!!!!」
……
……
「天祥?どうしたさ暗いカオして…うなされたさ?」
「にいさまは僕のにいさまだよね!?」
「当たり前っしょー」
「…だよね!!そうだよね!!」
「どうしたさマジなカオして…」
「にいさま…てんぷてーしょんが使えるってほんと?」
「んなわけないっしょ!どうしたさ天祥ホントに」
「どうしたのかなー僕…」
「あはん天化ちゃんわらわ並ねん
……おいしそう…」
天化危うし!